第10回総会/記念講演会

第10回通常総会

日時:2024年5月19日(日) 

会場:立教大学池袋キャンパス

 議案:第1号議案 2023年度活動報告
    第2号議案 2023年度決算報告
    第3号議案 2024年度活動方針(事業計画)
    第4号議案 2024年度予算
    第5号議案 2024年度役員選出

第10回総会記念講演

原発事故と「ふるさと損傷」――いわき市民訴訟の闘いからたどる

2024年5月19日(日) 15:00~17:00

立教大学池袋キャンパス 12号館2階会議室

関礼子氏(立教大学社会学部教授)

「いわき市民訴訟」とは、収束にはほど遠い福島第一原子力発電所近くで日常生活を余儀なくされていることへの責任と継続的被害を認めらさせるための訴訟です。
いわき市は「自主避難地域」などと呼ばれています。しかし、いわき市民にとって、あの初期の大混乱の中での避難が「自主」などと言えるものではありませんでした。
東電からは、第1回目として、8万円(精神的慰謝料は4万円)が支払われましたが命に対する恐怖を感じながら、ずっと滞在せざるを得なかったことに対する精神的慰謝料がわずか4万円だけなのでしょうか。
2024年4月11日の最高裁判決では、原告の上告を棄却。国の賠償責任については「事故を防げたと断定まではできない」と否定した二審・仙台高裁判決を支持しました。
子どもには、外で思い切り遊び、健康に生まれ育つ権利があります。しかし、いわき市の子どもたちは、多かれ少なかれ外遊びを制限されています。こうした子どもたちに対して、きちんとした補償と援助策を講ずるのが、私たち大人の務めではないでしょうか。
今回の記念講演では、公害問題、原発問題をテーマに研究をされている、関礼子さんを講師に招き、関さんがコミットされている「いわき市民訴訟」の経緯から、フクシマにおける「ふるさと損傷」の問題にアプローチしていただきたいと思います。